僕はコーヒーをよく飲みます。毎日最低2杯は飲みます。
今まで割と適当にコーヒーを淹れてきましたが、知識をつけるともっと面白いのではないか?
と思い、評判のよい「コーヒーの科学」という本を読んでみました。
コーヒーという「感覚」寄りの題材で、よくぞここまで科学的に解説してくれました。
筆者が医者ということもあり、骨太なロジックとともにコーヒーとは何たるか?について語っています。
理論がないと納得できない、覚えられない。
そんな理系脳を持つ人にはガツンと刺さる内容です。
そして、この筆者は現場にも精通している印象がありました。
ただ論文をまとめただけでない、現場の知識と科学の知識を融合した素晴らしい本です。
この手の「オタク」の話は本当に面白いものです。
特に印象に残った3点を記述しておこうと思います。
おいしいコーヒーとよいコーヒー
別の書籍の引用のようですが、コーヒーに限らず「プロフェッショナル」として生きていくためには心に刻むべき文章が刻まれていました。
そのまま引用させてもらいます。
①コーヒーの風味に対する「おいしい、まずい」という主観的な嗜好と、品質に対する「よい、悪い」という客観的評価を混同してはならない。
②コーヒーのプロは自身の嗜好よりも「よい、悪い」という客観的評価の視点をまず優先すべきで、「おいしい、まずい」はそれ以降の問題となる。
③「よいコーヒー」は「欠陥豆を除いた良質な生豆を適正に焙煎し、新鮮なうちに正しく抽出されたコーヒー」と定義できるが、「おいしいコーヒー」は人それぞれで定義できない。
④「よいコーヒー」であっても、実際に飲む人の嗜好によっては必ずしも「おいしいコーヒー」になるとは限らないが、「悪いコーヒー」は必ず「まずいコーヒー」になる。
自分の今の仕事にも当てはまる金言でした。
コーヒーの初心者はどうすべきか?
本書では、コーヒーの初心者がどのようにコーヒーを勉強すべきかについて書かれていました。
本書でのオススメは、まずは焙煎度で飲み比べて、自分好みの焙煎度を見つけて、そこを中心に飲み比べていくことを推奨していました。
生産地よりも違いがはっきりと分かりやすく、好みの傾向が出やすいからのようです。
これは実践したいと思います。
自家焙煎をやってみる
本書を読んで自家焙煎をやってみようと思いました。
手網を使った簡易的な自家焙煎であれば、少量の焙煎は簡単にできるそう。
実際に自分で焙煎することでコーヒーへの理解も深まるでしょう。
ということで、さっそくAmazonで手網と生豆を注文しました。
近々、自家焙煎に挑戦してみます。
以上、書籍「コーヒーの科学」の紹介でした。
コーヒーを科学的な視点でじっくりと学びたい人にオススメです。
ただ、コーヒーの実践的な淹れ方や道具については、あまり情報がありませんでした。
この点については、また別の本も探そうと思います。
追記:自家焙煎をやってみた
予告通り、自家焙煎に挑戦してみました。
本書のアドバイス通り、手網と軍手とうちわを用意します。
私は以下の手網を買いました。値段も手頃で、普通に使いやすかったです。
実際にやってみると、意外と家庭焙煎のハードルが低いことに気づきます。
まだまだ荒い味わいですが、1回目からコーヒーになっていることに感動しました。
無心で20分間、手網を振る。新しい「禅」なのかもしれません。
自分で焙煎したコーヒーを味わうのも楽しいものです。
興味がある人はぜひ挑戦してみてください。

